まっちゃの人生

まっちゃが日々思ったことを綴ります。

アニメに学ぶツンデレの心理学【健気な幼馴染はなぜツンデレヒロインに負けるのか?永遠の謎を本気で心理学的に考察したら6つの事実が判明した】

f:id:mattya0724:20200320231020j:plain


どもども、まっちゃです🍵

「べ、べつにあんたの為じゃないんだからね!」

なんてテンプレのセリフを吐いて、人気をかっさらっていくツンデレヒロイン。

ツンデレロインを出せば、必ずと言っていい程人気が出る。

なぜなのか?

 

そして、健気な幼馴染ヒロインは負けて、高校で出会ったツンデレヒロインが勝つ。

なぜなのか?(血涙)

 

何か理由があるはずだ。

そう思って僕は、真剣にこの論題について考えてみた。

ガチで考えた。本気で検証した。

 

結果、文字数が約8000文字という、化け物みたいな記事になった。

「そんなに読んでられねーよ」と思われるかもしれない。

だが、面白さについては保証する。

 

30時間以上を検証と考察に注いだのだ。

絶対に面白い。

なので、もう少しだけ読み進めて欲しい。

 

まあ前半部分は雑学だったりするから、本題をサクッと読みたい人は目次から

「4.圧倒的衝撃ッッッ!!!健気な幼馴染が負ける7つの理由」まで飛んで欲しい。

 

それでは参る!

 

 

 

そもそもツンデレヒロインとは?

 

さて、この文を読んでくれているあなたは、僕の趣味に付き合ってくれるという事だろう。

感謝する。

先ほど言った通り、本題に入る前にツンデレヒロインの基本情報と雑学について話していく。

 

では行こう。

 

ツンデレヒロインの性格的特性

 

ツンデレヒロインを端的に言い表すと、

”普段はツンツンしているけど、ココしか無いという絶妙な場面で照れたり、甘えてくる女性キャラ”

という事になるだろう。

解釈は色々あるだろうが、ひとまずこれが、僕の中のツンデレヒロイン像だ。

 

そして作者の技巧により、”ツン”と”デレ”の割合が絶妙に整えられている。

まさに職人芸だ。

 

その他ツンデレヒロインの特性

 

その他の特性として、以下のようなものが挙げられる。

 

・張り手で主人公を数十メートル吹き飛ばす力を持つ場合がある。

・お礼を言う時は口を尖らせる。

・「私がやってあげてもいいけど?(やはり口を尖らせる)」

・かわいい

・「あ、あんたの為じゃないんだからね!(やはりかわいい)」

 

平安時代まで遡る!?ツンデレヒロインの驚きの起源!

 

では、ツンデレヒロインの起源はどこにあるのか?

これについては、慧眼を持ったYahoo知恵袋ラーが回答を用意してくれていた。

下の画像の赤線の部分を読んで欲しい。

 

f:id:mattya0724:20200319152136j:plain


つまり、サブカルチャーに限定せず、物語上のツンデレヒロインの歴史を辿っていくと、その起源は1000年以上も前にあるとの事らしい。

これは驚きだ。

 

この事実から、ツンデレへの渇望というのはもはや本能的なものであり、股間に直接訴えかけてくるからみんなツンデレヒロインを好きになるんだ。

太古の昔から引き継がれる男の性なのだ。

 

と、結論を出すことも出来るが、それは能が無い。

何より心理分析者たるまっちゃの名が泣く。

 

という事でここからは本格的に、心理学的な分析に移っていこうと思う。

 

POINT

・ツンデレヒロインはかわいい

・ツンデレヒロインの起源は平安時代

 

なぜツンデレヒロインは”ツン”してしまうのか?

 

かわいいのは分かったけど、そもそも何で”ツン”しちゃうの?

 

そう、この謎は解く必要がある。

というのも、あんなに”ツン”してしまうのは心理学的・人類進化学的に見て、明らかにおかしいのだ。

 

そこで、可能性を2つ考えてみた。

 

心理的リアクタンス

 

1つ目に、心理的リアクタンスだ。

心理的リアクタンスを端的に表す例として、童話の”鶴の恩返し”がある。

見るなと言われると見たくなるという、アレだ。

つまり、心理的リアクタンスとは、”相手の言動や行動と逆のコトをしたくなる心理効果”ぐらいに考えてもらうと良い。

 

そして、この心理的リアクタンスは思春期に強くなる。

それを示す例として、ロミオとジュリエット効果というものがある。

これは特に、”思春期において男女交際を禁止されると、余計に燃え上がってしまうという心理効果”だ。

 

ロミオとジュリエットと言えば、「寄宿学校のジュリエット」という漫画が完結して久しいが、あの漫画をイメージしてもらえれば分かりやすいと思う。

あれこそまさにロミオとジュリエット効果だ。

 

f:id:mattya0724:20200319160815j:plain

 

周囲の反発が強い程、2人は惹かれあっていく。

ちなみに上の画像は僕が作った。

僕はこの男が許せないからだ。

 

いや、正直カッコいいのだが、許せない。

理由は赤文字で示した通りだ。

共感してくれる人はぜひともコメントか、Twitterでリプをくれ。

 

話を戻そう。

つまり、思春期における心理的リアクタンスというのは、メチャクチャ強い。

それを踏まえ、僕はこう結論付けたい。

 

「ツンデレヒロインは、心理的リアクタンスの権化である」

 

そう、ツンデレヒロインは思春期の心理的リアクタンス傾向の増加によって、まさに心理的リアクタンスの権化状態に。

「つれねえなあ」を通り越して、「この世の不条理。理不尽ここに極まれり」といった態度を主人公に対して取ってしまうのだ。

 

かぐや様は告らせたい理論 

 

ツンデレヒロインお決まりのセリフとして、

「何であいつなんかに私がこんなにドキドキしなくちゃいけないのよ...っ!!」

というものがある。はい萌え~。

 

そう、ツンデレヒロインは主人公を下に見ているパターンが圧倒的に多い。

そこで出てくるのが”かぐや様は告らせたい”理論だ。

 

”かぐや様は告らせたい”という漫画をご存じだろうか?

チカダンスが話題になって久しい。

なんかクセになるよね。チカダンス。

 

f:id:mattya0724:20200320231255j:plain

 

この漫画の中では、恋愛において相手よりも優位に立つ為、様々な手段を使って相手に告らせようとする。

 

 

そう、つまり、”好き”=”負け”だと思っているのだ。

自分から相手を好きになるなんて、ツンデレヒロインのプライドが許さないのだ。

でも、主人公に懐柔されて我らがチョロインになっていくのだ。

 

という訳で、ツンデレヒロインが”ツン”してしまう理由が、ここまでで分かった。

次の章からは、ツンデレヒロインの魅力に迫っていこう。

 

POINT

”ツン”の原因は心理的リアクタンスとプライド。

 

 

一般論で見る、ツンデレヒロインの魅力

 

さて、本題に入る前に、

まず、ツンデレヒロインの魅力として、ゲインロス効果というのが一般論で語られている。

ゲインロス効果というのは、”最初にマイナスの印象を与え、その後にプラスの印象を与えた方が、より良い印象を与える事ができるという心理効果"だ。

 

「不良がおばあちゃんに優しくしてたらめっちゃホッコリしちゃう」、アレだ。

 

ツンデレヒロインの”ツン”によって、主人公からの最初の評価は悪いが、その後プラスの印象を与えていく事で、主人公が惚れていく。

ここまでが一般論で語られている、ツンデレヒロインの魅力だ。

 

正直言って、こんな結論には何の意味も無い。

 

アニメを少し見て、心理学をカケラだけ齧った、まがい物が出すような、表面的な結論だ。

こんな結論を出しているようでは、アニメと心理学への愛が足りないと言わざるを得ない。

 

 

ここから僕が、ニセコイを全巻(25巻)買って、約30時間をかけて検証と考察を繰り返して出した結論を話していく。

ちなみに、スピンオフ作品(番外編)であるマジカルパティシエ小咲ちゃんも買ったし、小説スピンオフのウラバナも買った。

 

マジカルパティシエ小咲ちゃんではTKBが解禁されており、目ん玉8mmぐらい飛び出たし、ウラバナ1巻の表紙はかわい過ぎて死んだ。

 

f:id:mattya0724:20200321100738j:plain

ウラバナ1巻のかわいい過ぎる小野寺

 

検証している途中、何度も折れそうになった。

作品に夢中になるあまり接触回数を数え忘れており、何度も巻き戻しをして心が折れそうになった。

小野寺がいちいちかわいくて、何度も死にかけた。

死闘だった。

 

しかし、そんな時は決まって、こんなセリフが聞こえてきた。

「止まるんじゃ...ねえぞ...」

ありがとうオルガ団長。

僕は貴方のおかげで前に進めた。

 

では、なぜ「ニセコイ」で検証したのか?

それは、この漫画が以下の3つの条件を満たしていたからだ。

 

①ツンデレヒロインと健気な幼馴染ヒロイン(当て馬)が登場する。

②上記2キャラが、第一話から登場する。

➂僕が好きな作品である

正直、③が一番大きな決め手だ。

そう、僕は「ニセコイ」という作品が大好きなのだ。

なんとも恣意的な作品選びだった。

 

①は検証の大前提。

②については、途中参加のキャラは接触回数やエピソードの数、その他もろもろの数を数える時に、不利になってしまうからだ。

 

さて、随分と前置きが長くなってしまったが、ここからついに、検証結果の発表に入っていく。

 

ここからは一般論など一切挟まない。

全て僕独自の考察だ。

衝撃の連続をお約束しよう。

 

それでは参る........ッッッッッッ!!!!

 

POINT

(記事を読むのを)止めるんじゃ...ねえぞ...

 

圧倒的衝撃ッッッ!健気な幼馴染が負ける7つの理由

 

ツンデレヒロインはロスゲイン効果によって魅力的になるのだ。

だからツンデレヒロインが勝つのだ。

これが一般論だと先ほど申し上げた。

 

しかしここで、こうは思わないだろうか?

 

こんな安直な理由で、僕らのレムが、小野寺が、イチゴが...

 

f:id:mattya0724:20200320210511p:plain

 


そう、ここからが僕の腕の見せどころだ。

ロスゲイン効果などという安直な理由で我らが負けヒロインが、負けて良いはずが無い。

検証の結果、ロスゲイン効果以外に、健気な幼馴染が負けてしまう7つの理由が判明した。

 

順番に見ていこう。

 

理由①:幼馴染の足を引っ張る...恐怖の現状維持バイアス

 

現状維持バイアスとは、”人は現状を維持したがるという心理的傾向”の事だ。

この現状維持バイアスの理屈を詳しく説明しようと思ったら、2000文字は必要になってしまうので、ここでは簡単な説明にとどめさせて頂く。

結論から言えば、損失回避・保有効果の2つによって現状維持バイアスが完成する。(本来ここに機会費用も必要だが、理論の単純化の為、割愛させて頂く。)

 

損失回避:人は得る喜びよりも、失う悲しみを約2倍強く感じる心理効果。

保有効果:人は自分の持っている物の価値を約2倍に見積もってしまう心理効果。

 

詳しく知りたい方は以下の記事を読むと良い。

 

www.mattya-shinrigaku.com

 

つまりこうゆう事だ。

まず、健気な幼馴染ヒロインは、”主人公と幼馴染という関係にあるという事実”を、保有効果によって2倍に見積もる。

加えて、”自分が何かアクションを起こした時の、2人の関係への悪影響”を2倍に見積もる。

結果として、"現状維持"に4倍の加重がかかってしまっている。

 

だから積極的なアクションを起こせないし、その間にツンデレヒロインに主人公を持っていかれるのだ。

 

そう、ツンデレヒロインが魅力的なだけでは無く、幼馴染の方にも問題があったのだ。

 

この事実は衝撃的だ。

盲点だった。

 

理由②:何でそんなに自信が無いの!?幼馴染の自己効力感の低さ

 

自己効力感というのは、”自分はやれば出来る感”ぐらいに思ってくれると良い。

つまり、自己効力感が高い人間ほど、ガンガン色んな事に挑戦できるということだ。

 

では、幼馴染の自己効力感はどの程度なのか?

 

圧倒的低さだ。

 

幼馴染は大抵、「はぁ~○○たんかわいいぃぃぃ!!フゴ!フゴ!フォカヌポゥwwww」

というオタクの声をよそに、”自分は主人公と釣り合わない”と思っている。

結果として、主人公に対して積極的になれず、(以下略)

 

このように、幼馴染側にもいくつか問題があるのだ。

興味深い。

 

POINT

幼馴染は現状維持バイアスと自己効力感の低さによって、積極的な行動が出来ない!

 

理由③:心理的リアクタンス返しィィィィ!!!

 

何をコイツはとトチ狂ってるんだ、と思われるかもしれない。

しかし、これを思いついた時は控えめに言って自分を天才だと思ったぐらいの、世紀の大発見なので、聞いて欲しい。

 

先ほど、「ツンデレヒロインは心理的リアクタンスによって、主人公に”ツン”」してしまうのだ、と言った。

主人公は理不尽に突っぱねられたり、あんたなんか嫌いよとか言われたりするわけだ。

 

 

 ...待てよ。

ここで逆に考えてみて欲しい。

 

主人公がツンデレヒロインの”ツン”に対して、心理的リアクタンスしていたら?

 

...

 

...

 

謎は全て解けた。

 

ツンデレヒロインの突っぱねに対して、主人公が心理的リアクタンスを発動させたら、”追う”という行動になるじゃないか。

”嫌い”の反対は”好き”

 

つまり主人公は、逃げられれば逃げられるほど追いたくなるし、突っぱねられれば突っぱねられる程、迫りたくなる、という、心理的リアクタンス返しによって、ツンデレヒロインに惚れていくという仕組みだったようだ。

 

もちろん、ツンデレヒロインが主人公との関係性を崩壊させるほど突っぱねたりすればそこで終わりだが、そこは作者の力量の見せどころだ。

良い感じに関係を保たせつつ、”ツン”させている。

 

という訳でまさに世紀の大発見だった。

以上、心理的リアクタンス返しであった。

 

POINT

主人公は”ツン”されるほど好きになってしまう!

 

理由④:第三者からの褒めは効果100倍!ウィンザー効果の秘密

 

ウィンザー効果とは、”情報は直接伝えられるよりも、第三者から間接的に伝えられた方が信憑性が高まるという心理効果”だ。

誰かから褒められる時、人伝いに「田中部長があなたは優秀だって言ってたわよ」なんて聞くと、メッチャ嬉しくないか?

 

このウィンザー効果の本質は、間接性にあると僕は思っている。

 

メッセージの書いてあるキットカットが弁当に入ってたら、嬉し過ぎないか?

そう、”間接的な優しさ”というのは、”普通の優しさ”の何倍も嬉しいのだ。

 

となれば、ツンデレヒロインは幼馴染より多く、間接的な優しさを発揮しているはずだ。

ニセコイを使って検証してみた。

 

検証は成功した。

1巻~10巻の間にツンデレヒロインの千棘は2回の間接的な優しさを発揮している。

対して、幼馴染枠の小野寺は0回だ。

 

ツンデレヒロインは素直になれないゆえに、主人公に隠れて、主人公を助けたりサポートしたりする。

それが人づてに伝わって、主人公の好感度を爆上げ。

 

そして、単なるウィンザー効果で終わらないのが肝だ。

 

主人公が”間接的な優しさ”に気付いて、お礼を言いに行く。

すると、「あんたの為じゃないんだからね」が飛んで来る。

そして主人公側の心理的リアクタンス返しが発動。

突っぱねに対して追いたくなってしまう。

 

まさに完璧なコンボ。

 

まさに...

f:id:mattya0724:20200320222224j:plain

 

てなわけで、ツンデレヒロインは皆さんが知らないうちに、超絶威力のコンボを主人公にキメていたわけだ。

素晴らしいヒロイン力である。

 

POINT

ツンデレヒロインは、ウィンザー効果からの心理的リアクタンス返しの最強コンボを編み出していた。

 

理由⑤:実は○○が怖いの...萌えまくりの自己開示

 

自己開示というのは、”それまで相手が知り得なかった情報を伝える事”だ。

そして自己開示をすると、親密性や好感度が高まる。

 

ここでも幼馴染は不利になる。

 

まず、何年も前からの知り合いの為、お互い大体のことは知っている。

加えて、先ほど説明した現状維持バイアスと自己効力感の低さによって、自己開示する勇気が持てないのだ。

 

逆に、ツンデレヒロインはどうだろうか?

まず、出会って間もないので開示する情報は豊富にある。

それに、自己開示する自信もある。

 

 

では検証してみようではないか。

いずれも10巻までの検証結果だ。

 

千棘(ツンデレ):4回

小野寺(幼馴染枠):1回

 

また、以下が自己開示の内容だ。

千棘

6話:友達ノートを作っている

9話:暗い場所が怖い

32話:雷が苦手

59話〜61話:実は母親との関係が微妙

 

小野寺

27話:自分が10年前の約束の女の子(かもしれない)

このように、千棘の方が自己開示の回数が明らかに多い。

さらに、ツンデレヒロインは普段は強いという設定の場合が圧倒的に多い。

そして上記の自己開示の情報を見ると分かるように、”実は雷が怖い”などの弱い部分の自己開示がメインとなっている。

 

つまり、”自己開示×ロスゲイン効果”のコンボになっているというわけだ。

最初は横暴だと思っていたヒロインが、実は弱いと分かる。

このテンプレストーリーが実は、単なるロスゲイン効果にとどまらず、自己開示も絡めていたのだ。

 

また新たな超絶強力コンボだ。 

 

もはやフルコンボを通り越して、主人公の恋心をフルボッコしてしまっている。

オーバーキルに次ぐオーバーキル。

好感度の天元突破。

お前のドリルは好感度の天井を貫くのか。

グレンラガンかよ。

 

まあ、こんなわけで、自己開示もツンデレヒロインの大きな武器となっていることが分かる。

 

POINT

ツンデレヒロインは”自己開示×ロスゲイン効果”のコンボを持っている!

 

理由⑥:問題解決で2人の愛が深まる!?

 

さて、これが最後の項目だ。

ここまで僕の愚文に付き合ってくれてありがとう。

少し一息ついて、続きを読んで欲しい。

 

最後の項目は問題解決の数だ。

問題解決によって、お互いの好感度が上がるのだ。

これも心理学的な根拠がある。

 

まず、どちらかが問題解決をすると、相手の好意の返報性を引き起こす。

好意の返報性というのは、"相手から何かしら好意を受け取ると、自分も返したくなるという心理効果"だ。

 

つまり、相手から好意を受け取って、それを返す、するとまたその好意が帰って来て...

というように、このラリーの頻度が高ければ高いほど、お互いの好感度がうなぎ登りに上がっていく。

 

そしてもう1つ重要なのが、問題解決をすると、された方はもちろん、した方も相手へ好感を持つようになる。

なぜか?

 

人は親切誰かに親切にすると、”セロトニン・オキトキシン・エンドルフィン”などと言った、いわゆる”幸せホルモン”と呼ばれる脳内物質が放出されることが研究で分かっている。

 

相手の問題を解決するというのは、言わば相手への親切だ。

 

つまり、問題解決すると自分も幸せになり、その問題の提供者たるツンデレヒロインに惹かれていくわけだ。

そんなわけで、2人で解決した問題が多ければ多い程、相手に好感を抱くようになる。

 

そこで、問題解決の回数をやっぱりニセコイで数えてみた。

これも1巻~10巻だ。

 

千棘:12回

小野寺:2回

 

一目瞭然だ。

もう比較になっていないほどの差。

 

ここでも幼馴染は圧倒的敗北を喫しているのだ。

 

 

まとめ 

 

さて、これで僕の言いたいことは、ほとんど全部言った。

ただ、1つだけ言っていない事があるので、それを最後に言って終わりにしたい。

 

たまには幼馴染エンドも作れや(#^ω^)

 

怒り。圧倒的怒りである。

やめないか?

健気な幼馴染が当て馬という風潮。

 この記事を読んだ業界関係者がいたら即刻、業界のテコ入れをしてもらいたい。

 

これで本当に言いたいことは全部言った。

もの凄い情報量になってしまったので、以下にまとめておく。

うまく活用して欲しい。

 

~ツンデレヒロインの雑学~

 

・ツンデレヒロインの起源は1000年以上前の平安時代!

・ツンデレヒロインの”ツン”の由来は心理的リアクタンスと、優位性を保つ為だった!

 

~幼馴染が負ける7つの理由~

 

・幼馴染の足を引っ張りまくる...恐怖の現状維持バイアス👻

・幼馴染は自己効力感の低さによって行動力を奪われている!

・”ツン”には”デレ”を。”嫌い”には”好き”を!主人公の心理的リアクタンス返し!

・間接的な優しさで好感度100倍!ウィンザー効果!

・圧倒的ギャップ萌え。自己開示しまくりのツンデレヒロイン!

問題解決で幸せホルモン大量分泌!2人の愛が深まりまくる!

 

これがツンデレヒロインが勝って、幼馴染キャラが負ける構図の全容だ。

これ以上は袋を逆さにしても何も出ないというぐらい掘り下げた。

今の僕の全てをここに込めた。

圧倒的決定版と言って良いだろう。

 

もしこの記事が少しでも面白いと思ったら、フォローなりコメントなりブックマークなりしてくれると嬉しい。

 

それでは今日はこの辺でお暇させて頂く。

 

ンまたな('ω')ノ

 

僕の記事を読んで、”健気な幼馴染が見たくなった!”という方はdアニメストアで見てはいかがだろう?

かの有名なAmazon Primeビデオのアニメ作品数が約700に対し、dアニメストアは4倍の2800作品も見れる!

アニメ好きならdアニメストア一択だ。

 

”ロミオとジュリエット効果”で引き合いに出した漫画。

登場キャラが全員かわいい漫画なんていくらでもあるが、この漫画はそれだけではない。

エピソードがしっかり作り込まれており、そのエピソードが完結する時の1枚絵がかわい過ぎて死ぬ。

ついこの間最終巻が発売されたところで、今一番ホットな漫画なので紹介させてもらった。

絶対に読んで後悔しない作品だ。